古典、民謡、島唄はどう違う?
三線を使う沖縄の音楽には、大別すると沖縄民謡と琉球古典音楽があります。最近、民謡との区別はあいまいながらも、島唄ポップスというジャンルも確立してきました。
民謡は市井の人々が生活の中で唄い伝えてきたもので、三線が加わって大きく発展してきました。沖縄本島の民謡、八重山民謡、宮古民謡、奄美民謡などがあり、今でも年間300曲以上の新曲が生まれていると言われています。
あらゆる沖縄音楽の基盤ともいえ、古典音楽にも民謡(とくに八重山)から採譜して王府で演奏してきたものがたくさんあります。「ナークニー」「トゥバラーマ」などが代表曲です。
古典音楽は琉球王朝時代に王府の儀式や外国からの使節の接待などで役人たちが作詞作曲・演奏していた音楽で、現在は野村流、安冨祖流、湛水流が保存・継承されています。琉球舞踊や組踊で耳にすることができます。その代表たる「かぎやで風」は沖縄の国歌とも称されます。
島唄ポップスは、ザ・ブームの「島唄」などから始まる、琉球楽器や音階にとらわれずに、エレキギターやキーボードなど他の西洋楽器と一緒に演奏されるもので、BEGINの「涙そうそう」が代表格です。