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三線の調弦(チンダミ)

◆調弦(チンダミ)のポイント◆
 1.音の高さを決める
 2.三本の弦を調和させる

◆音の高さを決める◆
 三線の調弦はある意味で自由自在です。ギターのようにそれぞれの弦の音の高さが決まっているわけではありません。唄・三線といわれ、本来は唄う人の声を生かすように三線の音の高さを決めることになります。ですから、一人で唄うときは自分の声に最も合った高さに調弦します。

 しかし、稽古や演奏会で大勢が一緒に唄うときには全員が同じ高さに調弦します。師匠やリーダーの三線を基準として調弦したり、調子笛というハモニカ風の道具の音や、一緒に演奏する笛の音に女弦を合わせて調弦していきます。

◆三本の弦を調和させる◆
 ・基本のやり方
 本調子に調弦する場合を例にして説明します。まず、男弦を、西洋音楽のドレミでいうとドの音に見立て、中弦をファ、女弦を男弦の1オクターブ上のドに合わせます。順序を女弦から調弦しても構いません(「カラクイの取扱い方」参照。音を出して聞きながらカラクイを回してください)。要するに、ド・ファ・ドにできればいいのです。

 チンダミがうまくいくと、それぞれの弦の音がとてもきれいに聞こえます。また、三本を男弦や女弦から順に鳴らしてきれいに聞こえればOKです。

 ・笛や調子笛に合わせる場合
 まず、基準となる笛や調子笛、または三線(女弦)の音をよく聞きます。それに合わせて自分の三線の女弦を調弦します(この場合は女弦からしか調弦できません)。次に中弦、男弦と(あるいは、男弦、中弦の順で)調弦していきます。これがあまり時間をかけずにできるようになるにはちょっと慣れが必要かもしれません。

 ・他の調子(二揚げ、三下げなど)にする場合
 まずは本調子に調弦します。そして、二揚げならば中弦を一音高く(ド・ソ・ドに)、三下げならば女弦を一音低く(ド・ファ・ラ#に、または五を押さえてド・ファ・ドに)調弦します。これもさっとできるようになるにはかなり練習が必要かもしれません。

 ・チューナーを利用する
 クロマチック・チューナーを使うと簡単に正確な調弦ができるので、最近はこれを利用される方も多くなっています。例えば、男弦をBという高さにチューナーのメーターを見ながらきっちりと合わせたら、中弦はEに、女弦はB(1オクターブ上)に合わせると出来上がりです。慣れないうちは、チューナーで合わせた正確な調弦の音に耳を慣らしていくのもいいと思います。

 *教則本『手習い 沖縄の三線』を参考に
 この本をお持ちの方は、10ページの「調絃(チンダミ)のしかた(本調子)」を参考にしてみてください。歌口からの寸法で合わせるやり方です。男弦の高ささえ決まれば、あとは歌口から15cmのところを押さえた音に中弦を、30cmのところ(あるいは中弦の歌口から20cmのところ)を押さえた音に女弦を合せればいいのです。

三線について

沖縄三線の選び方・取扱い方・調弦(チンダミ)・弾き方・用語集など


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