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[第七号]「首里織ティーガーと首里のお祭り二題」

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国際通り三線店メールマガジン
                       http://www.kokusai34.com/
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[第七号]                        2005年10月13日
☆★ Index =============================

 1.新着情報 ■新商品「首里織ティーガー」が入荷しました!
       ■ソフトケース(旧タイプ)特価販売!!
       ■忍び駒も入りました!

 2.お祭り二題 ■首里城祭と首里文化祭

 3.店長コラム ■城間徳太郎先生「人間国宝」認定祝賀会

 4.副店長コラム ■嬉しい知らせ

============================= Index ★☆

まだ日中は30度を越えますが、朝晩は涼しい風が吹き、青空の青さも増して、
秋の気配漂う沖縄です。

私事になりますが、息子の通う保育園の運動会も来週に迫り、あちこちで体育
祭・文化祭と秋の祭りが盛んになってきました。

一ヶ月半のご無沙汰でしたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

三線の響もひときわ冴え渡る季節ですが、ひと時お付き合いください。


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1.新着情報
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■新商品「首里織ティーガー」が入荷しました!

三線のおしゃれといえば、ティーガー(胴巻)を取り替えるのがもっぱらです
が、新しいティーガーが入荷いたしました。

首里の王府に伝わる「首里道屯織」のティーガーで「首里織あゆは工房」さん
製作のものです。

首里織は、貴族、士族用に色、柄ともに究極まで追求され、格調高く、悠々と
して麗美な織物として織り継がれてきたものです。

今回はとくに帯などに使われる道屯織をティーガーに仕立てました。

少し高価(8,800円)ではありますが、他にはないものですので、ぜひご用命
いただければと存じます。

首里織ティーガー
http://www.kokusai34.com/shop/archives/000753.php


■ソフトケース(旧タイプ)特価販売!!

次は特別大安売りです。

ハードケースは重くてと思いながら、ソフトケースを買いそびれていらした方
に朗報です。

三線用ソフトケース旧タイプの在庫一掃セールを行ないます。

色は茶とグリーンのみですが、価格は、2,500円です。

数に限りがございますので、早い者勝ちです。

この機会をお見逃しなく!!!

ソフトケース特価販売
http://www.kokusai34.com/shop/archives/000752.php


■忍び駒も入りました!

ご家庭で大きな音が出せなくて練習の場所に困っているという方がたくさんお
られます。

とくにマンションなどではお隣さんや階上・階下の方に気兼ねして、なかなか
練習できないという話を聞きます。

当店でも忍び駒の取り扱いを始めました。定価800円です。

黒檀製のもので、通常のウマの代わりに用います。

これまでお家での練習に困っていた方、これを使って気兼ねなくお稽古してく
ださい。

忍び駒
http://www.kokusai34.com/shop/archives/000754.php


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2.お祭り二題
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■首里城祭と首里文化祭

那覇での観光の見所といえばいの一番に「首里城」だと思いますが、9月・10
月には「中秋の宴」と「首里城祭」という大きなイベントがあります。

10月28日(金)〜10月30日(日)の3日間にわたって行なわれる「首里城祭」
は、とくに首里城公園御庭(有料区域)での「冊封儀式」と国際通りを練り歩
く「琉球王朝絵巻行列」が有名です。

また、首里城公園下之御庭(無料区域)では連日、古典芸能が上演されます。

首里城祭
http://www.shurijo.com/event/shurijyo-festival.html


首里ではもう一つ「首里文化祭」が11月1日から3日にかけて行なわれます。

こちらでも3日には首里周辺を琉球国王の行幸を再現した「古式行列」が練り
歩きます。

その後に続くのが、首里の19町の青年会が繰り出す旗頭行列です。

「サーサーサーサー」という掛け声で町内会のシンボルを頭につけた重い棹を
腹に抱えるように持ち上げながら進みます。

首里文化祭(二年前の記録ですが)
http://www.city.naha.okinawa.jp/wk_simin/snap_snap/y2003/m11/031114syu
ri-bunkasai.htm


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3.店長コラム
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■城間徳太郎先生「人間国宝」認定祝賀会

去る9月20日にパシフィックホテル沖縄で行なわれた「城間徳太郎氏『人間国
宝』認定記念祝賀会」に東京の師匠の名代で行ってまいりました。

城間先生は、私が所属する野村流古典音楽保存会の師範で、会長も勤められ、
現在は相談役をされています。

『沖縄タイムス』の特集記事から、城間先生のプロフィールを一部紹介します。

「1933年8月 那覇市に生まれる」(当年72歳)

「三線を始めたのは1947年、米軍のパラシュートなどを利用して作ったカンカ
ラ三線で父から歌を習い始めた。」

「二年後には野村流師範の奥浜思樽師に師事。父に買ってもらったラワン材の
棹は今でも大事に床の間に飾られている。」

「20歳の時には、三線で身を立てようと決意。」

「59年、26歳で教師免許を取ってからは三線一筋。」

「68年 師範免許取得」

「91年 県立芸術大学音楽学部教授に就任」

「2005年 人間国宝に認定」

「今回の認定には『私のようなもので本当にいいのか』と謙遜しながらも、
『まだ道半ば、これからも技を磨かなくては』と意欲を新たにしている。」

「これからも技を磨かなくては」という城間先生の言葉に、まさに先生のお人
柄が現われているような気がします。

城間先生には直接お目にかかったことはありませんが、東京時代に師匠から
「古典の三線一筋で身を立てた、ただ一人の人だ」という話はよく聞いていま
した。

熱心な指導で知られ、その門下生は数え切れないほどで、門下会の役員の名前
を見ただけで、その裾野の広さにびっくりします。

私の師匠からは、演奏法のうち、とくに打音(うちうとぅ)を打つ前に左手を
ぱっと開くということを城間先生の教えとして伝え聞きました。

これは左手の生み出すリズムの一つとして今も非常に重宝しています。

当日はたくさんの会派が一同に会して城間先生を祝うということで、ほんとう
に著名な三線演奏家や舞踊家が大勢来ておられ、私などの若輩の居る場所では
ない雰囲気でした。

幸い、面識のある先生に声を掛けていただき、その側で小さくなりながら会の
始まりを待ちました。

会は城間先生ご夫妻の入場とともに始まりましたが、式次第の中で圧巻だった
のは、「かぎやで風」を七人の踊りの家元が揃って踊ったことでした。

先に人間国宝に認定された三人(野村流三線の島袋正雄さん、安冨祖流三線の
照喜名朝一さん、光史流太鼓の島袋光史さん)もそれぞれご挨拶をされました
が、とくに太鼓の島袋光史先生はまさにカクシャクという感じで、自ら製作し
た紫の鉢巻き(ハチマチ)を冗談を飛ばしながら城間先生に贈呈されたのが印
象的でした。

会場の入り口近くには、城間先生がお父様に買ってもらったというラワンの三
線が飾られていました。

20年近くも稽古に使ったという三線で、棹の野面は擦りむけていましたが、姿
のしっかりと美しい三線でした。

それにしても1000人を超える古典の三線・踊り・琴・太鼓など演奏家・指導者
の方々が集ったわけですが、そのエネルギーのすごさに、私などはまだまだと
いうか、こんなところに居る立場にないという感じでした。

沖縄の伝統芸能の底力というか、頂点に立つ人々がこんなにも大勢いて、その
底辺たるやこれまたものすごいものがあると肌で感じた一日でした。


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4.副店長コラム
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■嬉しい知らせ

9月3日那覇市民会館大ホールで琉球民謡音楽協会(この協会のメンバーには、
八重山の山里勇吉さんや大工哲弘さんがおられます)の第四回芸能祭が開催さ
れ、コンクール入賞者が見事な唄を披露しました。

東京沖縄県人会青年部の三線会で活動していた時の仲間二人が新人賞に合格し
て、芸能祭にも出演するというので観に行きました。

現在は茨城県におられるFさんと、同じく福岡県におられるOさんで、それぞ
れ教室に通いコンクールに挑んだのでした。

二人は互いの近況を知らず、芸能祭の準備段階でお互いの合格と出演を知り、
驚いたそうです。

Oさんは新人賞の上位入賞の一人に選ばれ、独唱で「むんぐるクバーサ」を歌
い上げました。

翌日、この二人を囲んで、東京時代の友人が集まり食事会をしました。

「東京にいるみたいだね……」と言いながら、東京で出会った人が、それぞれ
別の地に住み、沖縄で再会するという不思議な時間を楽しみました。

もう一つ嬉しい報告をいただきました。

3年ほど前当店で三線をお買い上げになって始めた方が、こちらは琉球民謡登
川流のコンクールで新人賞に合格したのです。

沖縄に来る度に顔を出してくださるのですが、弾いてもらうと着実に上手にな
っているのがわかり、教室に通いまじめに練習していることが伝わってきまし
た。

とにかく弾いている姿が美しかったので、イイ線いくだろうなと感じていまし
た。

いろんな方の通過点にいたわけですが、それぞれに活躍している話を聞くと、
自分もやっていてよかったと思うと同時に、もっと歌を練習しなければと身の
引き締まる思いのする瞬間です。


▼▼編集後記▼▼

第七号をお届けいたしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

芸能祭の話題としては、この週末から沖縄タイムス芸術選賞選抜芸能祭も行な
われます。

10月15・16日、那覇市東町の県立郷土劇場にて、両日とも午後2時と午後6時か
らの二回公演。

10月22日、宜野湾市民会館にて、午後6時から。

10月23日、読谷村文化センター鳳ホールにて、午後6時から。

入場料は、どの会場も1,500円です。

お問い合わせ:沖縄タイムス社 TEL:098-860-3588

今年のコンクールに入賞した方たちが中心となって、古典芸能をたっぷりと唄
い演ずる、緊張感と誇らしさの入り混じった舞台です。

もし機会がありましたら、鑑賞してみられてはいかがでしょうか。

また今月22日には「国立劇場おきなわ」で 組踊公演「貞孝婦人」があります。

観劇したいと思っておりますが、適いましたら、次号でご報告したいと思いま
す。

では、またお目にかかります。

◎読者の方からのご意見・ご感想お待ちしております。
こちらからどうぞ→
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発行者:国際通り三線店 mag2 ID 0000152674
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